俺はミックスマスターになる!

〜最終話:フットンとラクタートとハクタクと呪われしSB02〜

過去25話のあらずじ

マジリタ大阪に生まれた天羽はイモンに出会いマジリタ北部で賢者シリーズを集めて今に至る。

 

俺はミックスマスターになる!〜最終話:SB02編〜

やっとβ特典のコアアップ100時間が取れたある日

ミックスマスターをプレイして一番口にしてはならない台詞

「俺はミックスマスターになる!」を言ってしまった天羽はドロップマスター、トレードマスターを卒業し

本格的にミックスというシステムに大兆戦してみたのだった。

目指すはSB02。あのシャープなフォルムと重量感あふれr(ry

に魅了された天羽は倉庫の中のゴミを集めた。

取り出したるはフットンとメアゴン。

容赦ない数値「29%」が俺の鼓動を早くする。

ここでメインとサブを間違えてないか物凄い不安に襲われる。

合っていたようだ。よかった。今日も神は俺の味方だ。

というか、なんでミックス押したら4000GPが5800GPになるんだ・・・。

ヤられた・・・。

 

しかし第22話で特性改造(速)を5億で売り飛ばした俺には1800GPの誤差など痛くも痒くも無かった。

次に取り出したるは二つのアイテム。

これは第16話で拾ったような気がするアイテム。

どこで誰からドロップしたのかも覚えていないが倉庫に入っていた。

これをラクタートと生まれたばかりのフェイストルに使用。

緊張が走る。29%の壁を越えた俺に26%の壁などベニヤ板一枚と同じ。

四分の一以上の確率を持つこのミックスに恐怖心は無かった。

トランプを3枚取り出し、そこにジョーカー1枚を混ぜる。

裏返った4枚のカード。一回でジョーカーを引けるかどうか。この確率は25%だ。

とりあえず25%で実験。

スペードの7が出た。

後悔はしていない。

CANCELと書かれたボタンが目に入る。

今なら間に合うのかっ!?

時の流れとは非情なものだ。

フェイストルの顔がやけに向かつく。

しかし、俺は諦めなかった。

今までの俺はなんだったんだ?

どうやって俺はここまで来たんだ?

金で生きてきた。

露天商で売っていたラクタート改を購入。値段は忘れた。記憶なんぞ自由に操作できる。

俺は「特性改造(速)は3億で売れたんだ」と思い込むことにした。

初の魔方陣付きコアと優雅なひと時を楽しむ。回転する魔方陣が綺麗だ。

倉庫をのぞくとハクタクがこっちを見ている。

やるしかない。

獣の牙は最後の一個だった。いや、この一個しか拾った事が無いだけだ。

ここだけでは分からないがメインコアは当然ラクタート改だ。

魔方陣が綺麗だったが今はあのシャープなフォルムと重量感あふれr(ry

のSB02にしか興味が無い。

確率は25%。俺の横にトランプは無い。

後悔はしていない。

魔方陣を返せやぁあ!。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン

結局トレードマスター天羽に戻ったのであった。

SB02が手に入るかどうかは天のみぞ知る。